12日は33歳の誕生日だった小森貴大。レースは眞杉匠が上昇する竹内雄作を突っ張り先行。中団を確保した小森のバック捲りが決まり、バースデー勝利を掴んだ。

「このメンバーで1着が取れたのは嬉しい。いい誕生日になりました。脚を使わずに3番手を回れたし、展開が向きましたね。眞杉匠もいいペースで駆けていたのでキツかったけど、自分も流れを見ながら上手く走れたと思う」と思わず笑みがこぼれた。

　近況は成績が安定してコンスタントに決勝に勝ち上がっている小森。

「地元記念での落車で壊れてしまった自転車がようやく帰って来た。乗っている感じもよくてしっくりきている」とプラス要素は多い。

　準決勝は10レースに出走する。動けるタイプが揃い混戦が予想されるが、弾みを付けた時の小森は追い続けないといけない選手だ！(アオケイ・松野記者)