2022/12/03(土) 18:55 0 5
待ちに待った地元大会は初日から弟子の上野雅彦がセットされた。上野は前検日から「師匠が付くし絶対に主導権を取る!」と息巻いており、レースでは有言実行の打鐘先行で見せ場を作った。
「エエ先行でした。以前ならホームで出させてまくりだったけど今回はしっかり。踏める距離が伸びたし、何よりも先行の幅が広がったのがいい」と3着に逃げ粘った愛弟子の成長を喜んだ。
福島自身もしっかりと差して1着スタートなのだから、コンディションは良さそうだ。
「競輪祭でセッティングを大幅にいじったんです。同期の守澤(太志)に体の使い方を相談して、それに合わせた仕様に。まだしっくりと来ていないけど道中、余裕があったし前を抜けているので成果があったのかも」
並々ならぬ決意で挑む地元開催とあって目的意識は常に高い。
「今回、出場していない師匠(児玉慎一郎)の分まで頑張ります。一個でも上を走れるように」
児玉師匠は支部長職にあり今開催は公務多忙にあるが、福島や孫弟子の上野の活躍に目を細めているはずだ。(netkeirin特派員)