2022/12/02(金) 20:45 0 3
近谷涼は団体追い抜きの日本レコードの持ち主。地脚を売りにしている30歳でデビューしたオールドルーキーだ。
「幼稚園の6歳のときにテレビで競輪を観て選手になろうと思った。普通に補助輪付きの自転車に乗っても楽しかったし、ホントに自転車が好きだった。そしてナショナルチームに入って東京五輪出場を目指していたけど、それもひと区切り。幼少期からの夢であった競輪選手になろうと養成所に入校した」
デビュー後は3Vと肩書きからすると物足りなさはあるが、準決では前期90点の競走得点を持つ栗本尚宗を叩き力のあるところを見せつけた。
「1、2班になれば栗本君と同じ点数の選手と走らないといけない。強い人と走ると、今の自分の力を確かめることが出来る」
その栗本を叩いて1着の近谷には90点以上の脚がある。(アオケイ・伊藤博記者)