2022/12/02(金) 19:00 0 3
初日は本馬鎌を目標としたレース。その本馬が気っ風よく先行して番手大内達也が楽差し。
レース後は「本馬様様ですよ。調子を崩しているみたいだったけど『自分の力を出し惜しみしないように』と伝えてその通りに走ってくれた。本来はこんな選手じゃないし、これで自信がついてくれればいいですね」と後輩想いな面も見せてくれた。
「西武園の初日に落車。その直後の奈良でもそうだったが、体が重く感じる」と不安材料もあるようだが「それでも1着が取れたし、気分がいい。これをキッカケにまた上がってくれば」。
大内はS級戦線で活躍していた実績あるベテラン。今期はコンスタントに決勝に勝ち上がり、前期は1・2班戦でも大穴を提供していた。
「白石君に『大内さんは点数上位だし、実績もあるので自分が前は厳しい』と言われた。点数があるのは目標が頑張ってくれていたおかげだし、今は捲りはでない…。それでも任せられたならそれなりのレースはするし、考えて走ります」と気合を入れた。
その準決勝は伊藤之人、米倉剛志との3分戦。米倉の先行が濃厚だが、捌きや捲り追い込みの自在戦で2場所ぶりの優出を目指す。(アオケイ・松野記者)