来期のS級復帰が決まっている石丸寛之は、今期も今のところS級点が取れそうな雰囲気。ただ「あまり落としたくない」というようにボーダー付近であるのも事実だ。

「点数を上げるために来た」今シリーズだったが、初日は踏むコースがなく痛恨の6着。マイナスからのスタートとなってしまった。 「吉岡(伸太郎)君は頑張ってくれたんですけどね。こればっかりはしょうがないですから」。

　勝負の準決は同県の後輩・多田晃紀に前を任せる。そして「多田君の心意気を聞いて岡山の3番手を固めることにしました」と話した田中弘章も援軍に加わり前後は充実。
「3車になったのはありがたい。初日の分も頑張ります」と気合を入れた石丸がしっかり準決をクリアする。(netkeirin特派員)