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【寛仁親王牌】坂井洋が1着に歓喜「全開でがむしゃらに踏みました」

2022/10/21(金) 20:00 0 8

前橋競輪の「第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は22日に3日目を開催。12レース準決勝に出走予定の坂井洋に話を聞いた。
▶︎出走表はこちら

準決勝に進出した坂井洋(撮影:島尻譲)

 勝ち上がりが2着までという厳しい権利の中で坂井洋が勝ち上がりを決めた。

 後ろ攻めから押さえて先行態勢を整えると、中団にいた稲川翔がハコに飛び付いた。後ろがもつれる形になり、脚を溜めていた太田竜馬の「捲り頃」と思われたが、絶妙なペース配分で太田は不発。そのまま逃げ切りで準決勝進出を決めた。

「嬉しい! 本当は前からの作戦だったけど、後ろ攻めの場合も考えていたので。前に出てから後ろが粘っていたのは分かっていました。太田君だけを見て、ホームまでは良いピッチ。そこで来なかったので全開でがむしゃらに踏みました」と会心のレースを振り返る。

「昨日は苦しかったけど、今日は赤板でペースが落ちたので昨日よりは楽でした。調子の方も悪くないです」と明るいコメントまで飛び出した。

 勝負の準決は12R。平原康多-諸橋愛の前回り。責任重大の先頭で後ろを決勝に連れ込むレースを見せるか。(アオケイ・石濱記者)

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