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【火の国杯争奪戦】レース展望

2022/09/29(木) 18:30 1 20

久留米競輪場で開催される「火の国杯争奪戦(GIII)」in久留米は1日に初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(コンドル出版・武田一康)
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 2年後には400バンクで再開される熊本競輪場。それ迄は久留米市のご厚情で久留米400バンクでの代替開催も今年で7回目。ポスターは今年も熊本が生んだ世界に羽ばたく書道家・武田双雲氏に依る力強い書「鍛錬」。鍛えしアスリート108名がエントリー。優出有力選手を次の通りピックアップ。

 SSは賞金1億円越えで4年連続のグランプリ出場は確定的の究極のオールラウンダー松浦悠士(広島)。

 今年は落車に失格もありスタートダッシュに失敗しても持ち前の闘志と独自の練習が実を結び、平ダービー決勝3位が決め手に成り、8月終了時点で5位とは僅差まで賞金を積み上げた守澤太志(秋田)。

 今年は神奈川の平塚競輪場でグランプリが開催される事もあり、どうしても出たい郡司浩平(神奈川)。

 このSS3人は余程のアクシデントでも生じない限り、優出(決勝)は大丈夫。

 SSに遜色ないのは昨年の東京五輪までは競技に専念していた深谷知広(静岡)。本番はサブに甘んじたが世界に通用したパワーは健在で、8月末、小田原記念は単騎カマシを決めて5年ぶりに記念優勝し、前橋寛仁親王牌に出られなかったウサは熊本記念で晴らす。

 選手に成り23年で最高の状態は奇跡の44歳・荒井崇博(佐賀)。聞く処に依れば生活習慣改善、それだけでなく凄い練習をしているのが今年の怪成績で、賞金は圏内の9位とは僅差の位置。競輪祭までが真の勝負。(※9/30 荒井選手は欠場となりました)

 昨年の熊本記念で熊本嘉永泰斗瓜生崇智を1、2着に導いた幸せ配達人・北津留翼(福岡)。そのお返しが6月久留米記念で九州の後輩、阿部将大伊藤颯馬伊藤旭のサポートで優勝。

 熊本の若きエース・嘉永泰斗(熊本)。今年は不運なことにダービー、高松宮記念杯、サマーナイトの特別で落車の洗礼。それで調子落してたが、勿論仕上げての参戦。

 高松宮記念杯、オールスターのGIで決勝に乗り、調子を上げてきた小松崎大地(福島)。久留米は6月の記念を追加で走ったばかり。

 有力だった中川誠一郎が欠場で、ここに続くのは中本匠栄瓜生崇智上田尭弥松岡辰泰熊本勢に、実績の村上博幸(京都)と、阿竹智史柏野智典の瀬戸内コンビ。

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