2022/09/23(金) 16:15 1 9
弥彦競輪場の「デイリースポーツ賞(FI)」は23日、2日目を迎えた。9レース発売中に阿部康雄と田中麻衣美の引退セレモニーが行われた。
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阿部康雄は昨年の12月に引退して、田中麻衣美も6月23日がラストランだった。
弥彦競輪場の柳川治美所長の挨拶から引退セレモニーは始まり「お二人の活躍は弥彦競輪場にとっても大きかった。阿部さんは長らくS1のトップ選手と走り、田中さんも1期生として大変活躍された。特に田中さんは、弥彦競輪のエキシビションチーム・スピリッツからプロの選手になった。ご苦労様と言う気持ちと感謝の気持ちしかありません」。
続いて阿部康雄は「弥彦競輪の素人脚自慢からこの世界に入り、選手を30年間やる事が出来た。これは地元ファンの声援のおかげ。1番の思い出は43歳の時、佐世保記念を優勝出来た事。深谷知広君、長塚智広君、金子貴志君とタイトルホルダーばかりだった。それも、自分らしく苦しい位置から突っ込むレースでした」。
美人レーサーとして、マイミンの愛称で親しまれた田中麻衣美は「一期生として10年やれると思っていなかったし、楽しい選手生活でした。1着は少なく4勝しか出来なかったけど、808,000円の大穴車券を演出出来たのは良い思い出です。最後に地元ファンの前で走れなかったのは残念だけど、いつも温かい気持ちを感じていました。ありがとうございます」。
二人の第二の人生は共に「競輪界への恩返しの為に、YouTube配信の予想や解説もやっていきたいですね」。
マイミンは美容系の仕事もやっているそうで、そちらでの活躍も期待される。(町田洋一)