9月18日、名古屋競輪場で行われた共同通信社杯(GII・3日目)の準決勝(12R)は、差した佐藤慎太郎(45歳・福島=78期)が1着、捲った松浦悠士(31歳・広島=98期)が2着、追い込んだ武藤龍生(31歳・埼玉=98期)が3着に入った。3連単は⑨-⑦-⑧で124,030円という配当だった。

　レースは残り2周で古性優作(31歳・大阪=100期)が前を抑えたところを眞杉匠(23歳・栃木=113期)が叩くも、古性はこれに飛び付いて番手の坂井洋(27歳・栃木=115期)と並走になる展開。この並走を見る6番手にいた松浦が最終ホームから捲り発進し、バックから先頭に躍り出るが、連れて捲っていた小松崎大地(40歳・福島=99期)のスピードをもらった佐藤が狭いコースを割って迫ると、最後に松浦を差し切ってシリーズ初勝利を手にした。

　なお、最後の直線コースで古性、小倉竜二(46歳・徳島=77期)、浅井康太(38歳・三重=90期)の3名が落車した(いずれもその後入線)。