2024/05/20(月) 19:30 0 1
今年1月に福岡へ移籍した浅見隼が“地元”に帰ってきた。デビュー時は東京籍だったが、実家が西武園競輪場から徒歩圏内にあり、ホームバンクはここ西武園だったのだ。
凱旋レースは、叩かれ3番手からまくり返したが、直線で末が甘くなり3着。「体も脚も重かった」と白星奪取とはならず悔しがった。
「今月初めの玉野で(膝の手術で5か月欠場してから)復帰後初めて決勝に乗れていきなり優勝できました。その勢いで行きたかったんですが、前回の弥彦は前検日に発熱してしまい参加できず。今回はその影響があったのかもしれません」と冷静に原因を分析。
とはいえなんとか準決勝の権利は獲得。そして一走した上積みも見込める。
また「(移籍先の)小倉の環境にもだいぶ慣れてきて、良い練習ができています。でも今回は実家でのんびりしてから来たので」とリラックスモードで精神状態も良好だ。走り慣れたかつての庭で準決こそ持ち味を発揮する。(netkeirin特派員)