2022/09/15(木) 18:15 0 4
16日に名古屋競輪場で「共同通信社杯(GII)」が開幕する。初日10R一次予選に出場する坂本亮馬に話を聞いた。
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ビッグ参戦は2020年10月前橋の寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント (GI)以来、およそ2年ぶり。5月の松阪FIを制したおかげで権利が取れたのだ。近年は持病のヒザの故障を含めて満身創痍。良くなることがないといい、だましだましで乗り切っているのが現状だ。それだけに松阪の優勝が身にしみた。
「今まで九州の後輩に優勝させてもらったことが無かった。勝手に他地区の自力選手に付いて優勝とかはあったんですけどね。松阪では、同じ九州の阿部(将大)君のおかげで勝たせてもらったんです。そこで得た権利ですし、こうしてつながるのは嬉しい」と後輩の頑張りに感謝した。
まだ37歳と老け込む年齢ではない。九州で言えば荒井崇博が44歳、中川誠一郎と井上昌己が43歳と上には上がいる。
「今の自分がビッグ戦線でどれだけやれるか…。上位との差を少しでも埋められればいいですね」。
初日10Rは中西大-園田匠の3番手。
「中西君は縁があって高校の後輩。学年はかぶっていないけど元々は福岡の子なんです。しかも弟が小川賢人の弟子で、選手を目指している」とのことだ。(netkeirin特派員)