2022/09/05(月) 09:00 0 2
今開催前まで予選、準決は負け知らずだった齋藤雄行。決勝はなかなか勝ちきれない現状だが、メキメキと力を付けており将来が楽しみなルーキーの1人。
ただ初日は若干流し過ぎて最終ホームで仕掛けて来た大中拓磨に叩かれ、3番手に収まりすかさず捲るも車は出ず4着。本命党は頭を抱えた事だろう(3連単は161,450円)。
「全然ダメでした。組み立ての甘さが出てしまいましたね。後ろの先輩に申し訳ない。準決は同期の比佐君がいるけど、修正して何とか決勝に上がりたい」と反省しきり。
2日目の準決勝では同期の比佐宝太が逃走。齋藤は3番手の外で併走となったが、バック捲りで須藤誠-戸ノ下太郎まで引き込み上位独占を決めた。
だが本人は納得のいかない表情で「捲りだし、直線はかなり垂れて迫られてしまった。決勝に上がれたのはよかったけどレース内容はイマイチ」と首を捻る。
決勝は同期の山口多聞との2分戦。現在山口は5連勝中と波に乗っている。やや劣勢気味の齋藤だが持ち味のダッシュを活かして山口を苦しめる走りに期待だ。(アオケイ・松野記者)