2024/12/04 (水) 15:30 0
ミッドナイト競輪は1番車から競走得点の高い選手順に車番が割り当てられます。
競輪は競走得点の高い選手=好成績。競走得点は強さのバロメーターとも言えます。(A級3班からA1・2班、A級1・2班からS級1班・2班に昇班、昇級時は他の選手よりも競走得点は低くなります)。
まずこのレースの並び(ライン)の紹介から。
①黒瀬浩太郎-④野崎将史-⑤近藤誠二(中四国ライン)
③菱田浩二-②藤原誠(中部近畿ライン)
⑦枝村弘樹-⑥高木竜司(九州ライン)
3対2対2の3分戦になりました。
比較的スタートが早い③菱田や②藤原がいる中部近畿勢の前受けも考えられますが、ここはセオリー通り最内枠の①黒瀬が正攻法に立つと考えます。
そのまま①黒瀬が突っ張るのか、それとも⑦枝村や③菱田の叩きに引いて巻き返しを図るのかに注目です。
①④⑤ ③② ⑦⑥
3車ラインで番手が地元の選手でもあり、別線の叩きが遅いと突っ張りもある①黒瀬ですが、他の自力型も果敢なタイプ。それに3分戦でもあり、一旦引いて自身得意なカマシや捲りになる可能性が高いと見ます。⑦枝村が斬った上を③菱田がどのタイミングで叩くのか。それにより①黒瀬の仕掛け所が大きく変わります。
⑦⑥ ③②
①④⑤
まずはセオリー通りに残り2周で後方の⑦枝村が上昇し叩く。そこを③菱田が更に即叩くのか、それとも中団確保に出るのかですが、③菱田もカマしたい口。叩くにせよタイミングをずらすのではないでしょうか。①黒瀬は中団で引かず②菱田に動きを促す手もありますが、被ったままが一番怖い流れ。引き切ってのカマシ返しが自然と見ます。もうひとつの流れは⑦枝村の叩きが遅くなったとき。その際は①黒瀬の突っ張りが視野に入ります。
←③② ←①④⑤
⑦⑥
③菱田は中団を確保しても、そこを①黒瀬にカマされて結局後方に置かれるのが一番避けたいケース。それだけに先に仕掛けたい。⑦枝村のペースにもよりますが、こちらもライン2車で早駆けは避けたいはず。ホームでは②菱田が風を斬っているとみます。もし、この両派が踏むのを躊躇うようなら、即①黒瀬がカマしていくでしょう。
←①④⑤
←⑦⑥
③②
カマシ気味に②菱田が先制し、それを巻き返さんとする⑦枝村の上を①黒瀬が豪快に飲み込んでいく。その想定の並びですが、打鐘辺りから①黒瀬がカマしていれば早々にハナに立っているでしょう。
1-4-52
①黒瀬は123期在所2位の逸材。ダッシュ力に長け、スピードの絶対値が違います。まだ荒削りな面がありS級特昇はできていませんが、ここは得意のカマシ捲りで力を見せつけ連勝を伸ばすでしょう。焦点は④野崎が付ききれるかどうか。7月の武雄では①黒瀬のカマシに一旦離れながらも追い付いて2着を確保。自身タテがあり、そして何と言っても地元戦。気迫の追走に期待です。ただ3番手は紛れの多い位置だけに、③菱田に乗る②藤原の前残り展開を押さえます。
4-1-2357
1=2-347
1=3-2
1=7-6
まずは①黒瀬が突っ張り、或いは早目のカマシで④野崎が差すケース。次いで①黒瀬が後続を千切り別線との決着。これでも配当は限られますが、①黒瀬が2着になれば配当的な妙味も出てくるでしょう。更に力を増している①黒瀬ですが、早目に脚を使い最後残れないケースはあるだけに一考の余地はあります。
・海が近くバック向かいの強い風が吹く。
・4角からは外が伸びるので、3番手からの突き抜けもよくある。
見なし直線距離 47.9m
センター部路面傾斜 30°37′33″
直線部路面傾斜 3°26′1″
ホーム幅員 10.3m
バック幅員 9.3m
センター幅員 7.5m
最高上がりタイム 10.5秒 太田竜馬 (2016/08/14)
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