佐世保競輪G3(九十九島賞争奪戦)が行われる佐世保競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
佐世保競輪場は長崎県佐世保市にある競輪場で1950年11月22日に開設されました。国内全ての公営競技場の中でも最も西にある競技場です。かつて500mバンクだったものを改修したためカントが緩く、直線も400mバンクの中では最も短いのが特徴です。
佐世保競輪場の特徴は400m、見なし直線は40.2m。
かつて500mバンクだったものを改修したためカント(傾斜)が緩く、見なし直線も400mバンクの中では最も短いのが特徴です。また1コーナー側が佐世保港に面しているため、海風が吹くことが多く、当日の風向きには十分注意が必要です。
最高上がりタイム:10.6秒 中川誠一郎
(2022年7月24日)
【データ集計期間】2020年12月〜2025年12月
【1着決まり手】
| 逃げ | 捲り | 差し |
|---|---|---|
| 22.8% | 30.9% | 45.9% |
【2着決まり手】
| 逃げ | 捲り | 差し | マーク |
|---|---|---|---|
| 19.9% | 16.5% | 21.3% | 41.7% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
| 逃げ | 捲り | 差し |
|---|---|---|
| 11.4% | 38.0% | 50.2% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
| 逃げ | 捲り | 差し | マーク |
|---|---|---|---|
| 14.3% | 22.4% | 25.7% | 38.4% |
2020年12月〜2025年12月のデータを見ると、佐世保競輪場の1着の決まり手は45.9%で「差し」でした。
しかし、全国平均と比べると「逃げ」の割合も高いことから、見なし直線距離が短いことが影響していると言えるでしょう。
S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は50.2%で「差し」が多く、「逃げ」の割合が11.4%まで下がっています。また「捲り」は30.9%→38.0%に増加。S級(9車)ではより捲りが決まりやすい傾向にあるようです。これは、佐世保湾が近くにあるため海風の影響を受けてやすい傾向にあります。強風が吹くときは先行選手が有利ですが、それ以外は番手選手に有利とされています。当日の風向きと風速はチェックしておいた方が良さそうです。
| 車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 26.3% | 46.2% | 59.8% |
| 2 | 16.5% | 34.1% | 48.5% |
| 3 | 13.7% | 28.6% | 44.0% |
| 4 | 12.0% | 26.2% | 40.7% |
| 5 | 13.1% | 26.2% | 41.5% |
| 6 | 4.2% | 10.4% | 20.8% |
| 7 | 12.8% | 25.0% | 38.9% |
| 8 | 2.4% | 8.4% | 15.7% |
| 9 | 13.3% | 28.9% | 46.2% |
| 券種 | 平均配当 |
|---|---|
| 2枠複 | 874円 |
| 2枠単 | 1,727円 |
| 2車複 | 1,248円 |
| 2車単 | 2,416円 |
| ワイド | 520円 |
| 3連複 | 2,199円 |
| 3連単 | 12,476円 |
所在地:長崎県佐世保市干尽町2-5
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。