2025年10月23日(木)~10月26日(日)、前橋競輪場で「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント2025(通称:親王牌)」が開催されます。自転車競技で活躍する選手らが出走するG1レースとして注目度が高く、優勝者には「KEIRINグランプリ2025」への出場権が与えられる重要な一戦です。
ここでは、寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント2025の最新ニュース、予想、結果速報、出走選考条件、出場選手(メンバー)情報、レース動画などを随時更新。競輪ファン必見の情報をまとめてお届けします!
「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」(通称:親王牌)は、年内に開催される6つのG1競走のひとつであり、グランプリ出場枠をかけた重要な大会です。
その起源は1990年8月に前橋競輪場で開催された、アジア初の世界選手権自転車競技大会にさかのぼります。同年5月に行われた「世界選手権自転車競技日本大会特別記念レース」がルーツとなりました。
1992年の第3回大会では、寛仁親王殿下が名誉総裁に就任し、「寛仁親王牌」が下賜されます。同時に、それまでの1日開催から3日間のトーナメント制に変更され、「世界選手権記念トーナメント(寛仁親王牌争奪)」という名称に改められました。さらに1994年(平成6年)からは、現在の「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」という正式名称で開催されています。
会場は初開催地である群馬県の前橋競輪場(グリーンドーム前橋)が中心ですが、これまでに青森競輪場(2001年・2005年・2009年)や弥彦競輪場(2011~2015年)でも行われており、必ずしも固定開催ではありません。
2025年10月23日(木)~2025年10月26日(日)
前橋競輪場のバンク(走路)は、周長が335メートルと国内で唯一の距離です。内圏線は333mとなっており、他の競輪場にはない独特の設計になっています。
直線距離(見なし直線)は46.7メートルで、カント(傾斜)は最大36度と国内トップクラスの角度を誇ります。そのため、走路はまるで反り立つ崖のように見えるほどの迫力があります。さらに、屋内型の「グリーンドーム前橋」で行われるため、風の影響を受けずに走行できるのも大きな特徴です。このことから、前橋競輪場は「超高速バンク」と呼ばれています。
「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」2025年10月23日(木)~10月26日(日)前橋競輪の出走表、競輪予想、結果など最新情報を特集。