ゴールドカップレースが開催される京王閣競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。

京王閣競輪場は東京都調布市にある競輪場で1949年9月24日に開設されました。周長距離は400mで見なし直線は51.5m。カント(傾斜)は、若干ゆるい感じで、捲りは3角にかかると外に膨れやすいので要注意です。先行選手はホームでしっかり踏まないと、カマされることも。

京王閣競輪場の特徴は、周長距離は400m。見なし直線は51.5m。
見なし直線の長さは標準的だが、カント(傾斜)が若干ゆるい。捲りは3角にかかると外に膨れやすいので要注意です。過去の傾向から、直線で特に伸びることは少ないです。
ホーム側に新しいメインスタンド(5階建て)が建ってから、1角付近が向かい風で、2角まで重くなり先行選手はホームでしっかり踏まないと、カマされる傾向があります。

2018年10月〜2023年10月のデータを見ると、京王閣競輪場の1着の決まり手は47.5%で「差し」でした。
しかし、全国平均と比べると「捲り」の割合が高くなっています。そのため「差し」を得意をする選手を軸にして競輪予想するのは危険です。また「逃げ」も22.1%と高い割合なので、比較的どの決まり手も出やすい傾向にあります。

S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は56.9%で「差し」が多く、「逃げ」が12.3%まで割合が下がっています。さらに「捲り」の割合も若干上がっています。S級戦では「逃げ」は不利になる傾向にあるため、避けた方がいいでしょう。
京王閣競輪のレースを予想するときは、決まり手よりも選手の実力を重視すると良いでしょう。