ちぎり賞争奪戦(豊橋競輪G3)が開催される豊橋競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
豊橋競輪場は愛知県豊橋市にある競輪場で1949年7月25日に開設されました。周長距離は400mで見なし直線は60.3m。基本的には先行選手が走りやすいと言われているが、強い向い風が吹き荒れることもあり、その場合は追い込みタイプの選手が決まることが増える傾向があります。
豊橋競輪場の特徴は、周長距離は400m、見なし直線は60.3m。
カント(傾斜)が33°50′22″とキツいため、スピードを出しやすくなる特徴があります。さらにバンクの形状が選手がスピードを乗せて走りやすく作られたのがマッコーネル曲線を採用していることから、スピード感のあるレースが展開されます。
基本的には先行選手が走りやすいと言われていますが、強い向い風が吹き荒れることもあり、その場合は追い込みタイプの選手が決まることが増える傾向があります。
最高上がりタイム:10.5秒 金子貴志
(2013年7月21日)
【データ集計期間】2018年9月〜2023年9月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
22.1% | 33.3% | 44.4% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
19.8% | 16.6% | 24.8% | 38.4% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
11.0% | 38.4% | 49.6% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
12.5% | 20.2% | 31.7% | 34.7% |
2018年9月〜2023年9月のデータを見ると、豊橋競輪場の1着の決まり手は44.4%で「差し」でした。
しかし、全国の競輪場の平均値と比べると10%近く差しの割合が低くなっており、一方で捲りや逃げが平均値より高くなっています。見なし直線が長いバンクの場合は、差しが出やすい傾向にありますが、カント(傾斜)のキツさなども影響し、豊橋競輪場のバンクでは差しが低めの割合となっています。
S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は49.6%で「差し」が多く、「逃げ」が11.0%まで割合が下がっています。
豊橋競輪場では脚質を重視するよりは、選手やラインの実力を重視して予想するほうが良さそうです。また、S級戦では逃げを得意とする選手は避けた方が的中率が上がるかもしれません。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 23.8% | 43.4% | 56.6% |
2 | 16.5% | 32.0% | 46.2% |
3 | 13.0% | 28.0% | 43.3% |
4 | 12.0% | 23.3% | 37.8% |
5 | 13.6% | 27.5% | 42.7% |
6 | 3.7% | 8.9% | 17.6% |
7 | 13.2% | 27.0% | 40.8% |
8 | 3.8% | 8.5% | 14.7% |
9 | 13.0% | 29.3% | 42.0% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,049円 |
2枠単 | 2,018円 |
2車複 | 1,345円 |
2車単 | 2,715円 |
ワイド | 586円 |
3連複 | 2,611円 |
3連単 | 15,386円 |
所在地:愛知県豊橋市東田町87
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。