燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯が開催される松戸競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
松戸競輪場は千葉県松戸市にある競輪場で1950年4月19日に開設されました。全国の中でも直線が有数の短さでカントが333mで最も緩いので、最後の直線で追い抜きが決めにくいバンクとなっています。
最高上がりタイム:9.0秒 中村浩士(2008年8月13日)
【データ集計期間】2020年8月〜2025年8月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
32.9% | 33.4% | 33.4% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
21.6% | 13.1% | 20.2% | 44.7% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
21.9% | 42.0% | 36.4% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
19.4% | 16.3% | 24.4% | 39.9% |
2020年8月〜2025年8月のデータを見ると、松戸競輪場の1着の決まり手は33.4%で「捲り」と「差し」が並びました。
全国的な平均と比べると「逃げ」と「捲り」の比率が高めで、松戸バンクの特徴である見なし直線距離38.2mの短さが影響していると考えられます。直線が短いために先行勢が粘りやすく、その分「逃げ」や「捲り」が決まりやすい傾向が見て取れます。したがって、先行力を武器にする選手に注目して予想を組み立てるのが有効と言えるでしょう。
S級(9車)に絞ったデータでは、1着の決まり手は42.0%で「捲り」が最も多く、次いで「差し」が36.4%、「逃げ」は21.9%とやや低めになっています。S級戦では位置取りや仕掛けの駆け引きが激しく、セオリー通りに決まり手が収まらないケースも多いので、その点を踏まえて予想することが重要です。
車番別の成績を見ると、最も好成績を残しているのは1番車で、勝率27.6%、連対率46.1%、3連対率60.8%と安定感抜群の数字を示しています。続くのは2番車で、勝率は16.0%とやや下がりますが、連対率33.5%、3連対率48.5%と上位に食い込む傾向が強いことが分かります。
一方で、外枠になるにつれて成績は下降傾向にあり、特に8番車は勝率2.1%、3連対率16.3%と苦戦が目立ちます。
また9番車は勝率こそ8.7%と高くはありませんが、連対率30.7%、3連対率42.8%と、安定して2着・3着圏内に絡む数字を残しており、穴として注目できる存在と言えるでしょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 27.6% | 46.1% | 60.8% |
2 | 16.0% | 33.5% | 48.5% |
3 | 13.5% | 29.5% | 43.3% |
4 | 11.7% | 25.8% | 41.1% |
5 | 12.1% | 25.4% | 40.7% |
6 | 4.6% | 10.6% | 20.5% |
7 | 12.6% | 25.5% | 39.5% |
8 | 2.1% | 8.2% | 16.3% |
9 | 8.7% | 30.7% | 42.8% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,206円 |
2枠単 | 2,388円 |
2車複 | 1,392円 |
2車単 | 2,713円 |
ワイド | 566円 |
3連複 | 2,552円 |
3連単 | 15,600円 |
所在地:千葉県松戸市上本郷594
電話 :047-362-2181
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。