蒲生氏郷杯王座競輪(松阪競輪G3)が開催される松阪競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
松阪競輪場は三重県松阪市にある競輪場で1950年に開設されました。周長距離は400mで見なし直線は61.5m。34°25′29″とカント(傾斜)がキツいので高速レースとなることが多いのが特徴となっています。
松阪競輪場の特徴は、周長距離は400m、見なし直線は61.5m。
オーソドックスの400mバンクでどんな脚質でも有利不利が少なく実力が発揮できるバンクです。また、34°25′29″とカント(傾斜)がキツいので高速レースとなることが多いのが特徴となっています。
蒲生氏郷杯王座競輪2022のレース開催日、10月7日〜10月10日は雨などの天気予報も出ているので、当日の天気には注意が必要です。
最高上がりタイム:10.4秒 井上昌己(2014年5月11日)
【データ集計期間】2018年9月〜2023年9月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
22.4% | 30.9% | 46.9% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
17.2% | 17.1% | 27.5% | 38.3% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
12.5% | 30.2% | 57.6% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
14.2% | 24.1% | 26.7% | 34.9% |
2018年9月〜2023年9月のデータを見ると、松阪競輪場の1着の決まり手は46.9%で「差し」でした。
見なし直線が長いということが影響しているのか、「差し」や「捲り」といった番手選手や決めやすい傾向にあります。さらに、全国の競輪場の中で4番目にカント(傾斜)がキツいため、そのことも要因となり、『追い込み選手が有利なバンク』と言えそうです。
「差し」の次に有利な決まり手が29.3%で「捲り」となっていることから、後方からの捲りや追い込みの選手に有利な傾向にあると言えます。
また2着も先行逃げ切りは難しく、後方からマークしていた選手によって「差し」や「捲り」を決められてしまうことが多そうです。
S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は57.6%で「差し」が多く、「逃げ」が12.5%まで比率が下がっています。また「逃げ」の割合が、12.5%と非常に低い数値となっています。
松阪競輪場では先行逃げの選手が勝つことは難しいバンクと言えるので、2番手の選手を軸にして競輪予想を組み立てると良いでしょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 26.1% | 43.3% | 57.3% |
2 | 15.8% | 34.3% | 50.6% |
3 | 13.1% | 28.4% | 43.2% |
4 | 11.3% | 24.0% | 37.9% |
5 | 13.8% | 27.5% | 41.2% |
6 | 4.3% | 10.4% | 20.1% |
7 | 12.3% | 24.9% | 39.2% |
8 | 2.0% | 5.9% | 12.1% |
9 | 16.2% | 33.1% | 45.3% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,160円 |
2枠単 | 2,223円 |
2車複 | 1,395円 |
2車単 | 2,815円 |
ワイド | 568円 |
3連複 | 2,636円 |
3連単 | 15,841円 |
所在地:三重県松阪市春日町3-1
「蒲生氏郷杯王座競輪」特集の出走表・オッズ・選手データ・掲示板・結果払戻・速報やニュース・コラムなどがご覧いただけます。
公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。