2024/02/11(日) 21:24
令和6年能登半島地震復興支援競輪
第39回読売新聞社杯 全日本選抜競輪G1(3日目)
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【10R=S級準決勝】
1/眞杉匠(SS・栃木113期)
2/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
3/山口拳矢(SS・岐阜117期)
4/山田英明(S1・佐賀89期)
5/稲川翔(S1・大阪90期)
6/岩本俊介(S1・千葉94期)
7/脇本雄太(SS・福井94期)
8/北井佑季(S1・神奈川119期)
9/守澤太志(S1・秋田96期)
赤板で動きなく、赤板2コーナーから脇本が仕掛けると、先頭の北井も踏んで、打鐘から先手争いに発展する。脇本は最終HSで北井を叩くも、北井マークの松谷が稲川を捌いて、北井が脇本の番手におさまる。眞杉の捲りも不発で、脇本の番手から差し脚を伸ばした北井が1着。最終BS8番手の山田は内を突いて抜け出し、ゴール前も内コースから伸びて2着。北井マークの松谷が粘る脇本をタイヤ差かわして3着に入線した。
1着/北井佑季(S1・神奈川119期)
今回成績:一1・ニ1・準1
G1優勝:0回
G1決勝:初
今年は、G1の決勝に行く気持ちで走り、勝ち上がった結果、3連勝で上がれて良かったと思います。(脇本雄太は)バイクの様で、それに飛び付いた感じでした。最終HSで真横まで来られて、(前に)出られてしまうと思い、入れるところと切り替え、番手に入りました。最後は、もう一度、前に出たい気持ちで行きました。3日間、自分の力を出し切った中で、上手くレースに対応できていると思うので、体と心の状態もいいのかなと思います。
決勝は、自力。より強い気持ちを持って走ればいい結果がついてくるのかなと思います。
2着/山田英明(S1・佐賀89期)
今回成績:特3・SR6・準2
G1優勝:0回
G1決勝:7回目(20年8月オールスター以来)
全日本選抜決勝:3回目(20年2月豊橋以来)
北井(佑季)君がどんなレースをするかで展開がガラッと変わってくるので、単騎なので、人任せですが、まわりが仕掛けた後に、どう判断するかでした。最終BSは、みんな外のコースに行って、内がかなり空いたので入りました。G1の決勝は、無理なのではないかと思いながらも、やれることをやってきました。その中で、今年一発目のG1の決勝に乗れたのは、すごく嬉しいし、まだチャンスはあるんだと思いました。今日は、わりと自転車が進んだと思いますが、波があるので油断せず行きます。
決勝は、清水(裕友)君の後ろ。
3着/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
今回成績:特3・SR7・準3
G1優勝:0回
G1決勝:初
※ビッグレース優出は2017年9月共同通信社杯G2以来
北井(佑季)君が、自分の持ち味で勝負したい感じだったので、自分はそれをいかに引き立てるかを考えました。今日は、北井と自分がやるべきことをやって、2人で決勝に乗れたので良かったです。状態は、日に日に良くなってきていると思います。
決勝は、南関東の3番手。
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【11R=S級準決勝】
1/浅井康太(S1・三重90期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/寺崎浩平(S1・福井117期)
4/東口善朋(S1・和歌山85期)
5/清水裕友(SS・山口105期)
6/松本貴治(S1・愛媛111期)
7/新田祐大(S1・福島90期)
8/永澤剛(S2・青森91期)
9/深谷知広(SS・静岡96期)
赤板から清水が仕掛けるが、新山が突っ張る。赤板2コーナーから寺崎浩平がスパートすると、打鐘で新山を叩いて、近畿ラインが主導権を握っていく。新山は3番手、清水は6番手、深谷が8番手で最終HSを通過する。最終1コーナー付近から清水が捲りを打つと、最終BS前で3番手の新山も発進していく。新山は最終3コーナーで寺崎をとらえて先頭。清水も捲りで迫るが、最終BS9番手だった浅井が巧みなコース取りから、直線で両者の間を突き抜けて1着。2着に新山、3着に清水が入線した。
1着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特7・二2・準1
G1優勝:3回(18年11月競輪祭)
全日本選抜決勝:7回目(23年2月高知以来)
※3年連続優出
※岐阜では2011年にオールスター優勝
全日本選抜競輪の決勝の3年連続進出も意識していたのですが、今の状態で、力をしっかり出し切ることを意識して走りました。今は、追い込みで、後ろの仕事も分かり、待つところは待つ、溜めるところは溜めることを判断しながら、深谷(知広)君を信じて、直線勝負に持っていきました。1着を狙いにいくコースで、中を強襲にいきました。中部で決勝に乗ることは嬉しいです。お客さんには大切なお金を賭けてもらっているので、僕は着を狙って、しっかり走りたいと思います。
決勝は、新山(響平)君の番手。
2着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特9・二2・準2
G1優勝:1回(22年11月競輪祭)
全日本選抜決勝:初
清水(裕友)は、切るのが上手いので、そこだけ注意して、その後は寺崎(浩平)の仕掛け次第でした。本気で踏んでも、突っ張りきれなかったと思うので、寺崎を出させて、3番手が取れて良かったです。脚は溜められたので、後ろの仕掛けに合わせて出て行こうと思っていました。ゴール前、清水に踏み勝てたのは大きかったですね。
決勝は、自力。
3着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特2・SR3・準3
G1優勝:1回(20年2月全日本選抜)
全日本選抜優勝:1回(20年2月豊橋)
スタートは、嫌な並びになってしまいました。残り1周の1コーナーで車間が詰まったので、仕掛けてみました。出たとこ勝負でしたね。ゴールした時は、新山(響平)さんは差せてないし、浅井(康太)さんにもやられ、永澤(剛)さんとの勝負で、4着かなと思いました。凄くキツい展開を凌げているし、重たい感じがありますが、上手く凌げたかなと。
決勝は、自力。
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【12R=S級準決勝】
1/郡司浩平(S1・神奈川99期)
2/南修二(S1・大阪88期)
3/犬伏湧也(S1・徳島119期)
4/村上博幸(S1・京都86期)
5/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
6/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
7/松井宏佑(S1・神奈川113期)
8/和田健太郎(S1・千葉87期)
9/古性優作(SS・大阪100期)
まず赤板から犬伏が上昇して、前受けの古性を抑える。すぐさま松井が仕掛けて、打鐘前に犬伏をかわして南関東3車が先頭に立つと、古性は内をすくって、郡司から松井の番手を奪取する。位置を取られた郡司は5番手で態勢を整える。ラインは分断された松井だがペースを上げて先行態勢に入っていく。最終BS過ぎに郡司が捲りを打つも、松井好位から古性が抜け出して1着。古性マークの南が2着で大阪ワンツー。3着に郡司が入線した。
1着/古性優作(SS・大阪100期)
今回成績:特8・ニ1・準1
G1優勝:6回(23年10月寛仁親王牌)
全日本選抜優勝:2回(22年2月取手、23年2月高知)
※大会連覇中
予想外の初手、あの位置は取りたくなかったですね。その場、その場の雰囲気でしっかり走れたと思います。松井(宏佑)君のかかりがすごかったのですが、最終BSでは、あの上を行けないとダメですね。2コーナーで仕掛けて、3番手まで連れ込めるチャンスがあったと思います。なんとか決勝に乗れたかなと。
決勝は、自力自在です。3連覇のスタートラインに立ったので、しっかり狙っていきたいです。
2着/南修二(S1・大阪88期)
今回成績:特2・SR2・準2
G1優勝:0回
G1決勝:7回目(23年11月競輪祭以来)
全日本選抜決勝:初
松井(宏佑)のかかりがすごかった。ビックリするくらいのかかりでした。(最終2センターは)郡司(浩平)に出られたかなと思いましたが、回避できたかなと思います。状態は、悪くないです。
決勝は、古性(優作)後ろ。番手。
3着/郡司浩平(S1・神奈川99期)
今回成績:特7・二2・準3
G1優勝:2回(21年2月全日本選抜)
全日本選抜優勝:1回(21年2月川崎)
打鐘は、いいタイミングで(松井)宏佑が仕掛けてくれました。古性(優作)もさすがでした。自分では、内を閉めている意識があったので、想定外でした。宏佑には迷惑をかけてしまいましたね。脚の感触は、特に問題ないと思います。体調も問題ないです。
決勝は、北井(佑季)さんの番手。
※G1優勝の( )は前回の優勝開催
※G1決勝の( )は前回の優出開催
成績のSR=スタールビー賞
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【最終日・12R=S級決勝】
1/新山響平(SS・青森107期)
2/古性優作(SS・大阪100期)
3/清水裕友(SS・山口105期)
4/浅井康太(S1・三重90期)
5/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
6/北井佑季(S1・神奈川119期)
7/南修二(S1・大阪88期)
8/山田英明(S1・佐賀89期)
9/郡司浩平(S1・神奈川99期)
注目の並び想定は
1新山-4浅井
2古性-7南
3清水-8山田
6北井-9郡司-5松谷
決勝は、新山響平の後ろに浅井康太が付く2車。
古性優作の番手は、準決勝同様に南修二が付く大阪2車ライン。
清水裕友には山田英明が続く2車。
北井佑季には、郡司浩平、松谷秀幸の神奈川で結束する3車ラインの4分戦となった。
レース展開のカギを握るのは、唯一の3連勝で強さが光る北井だろう。初のG1決勝でも臆することなく力を出し切るレースで主導権を握ると、神奈川勢に優勝のチャンスが向きそうだ。しかし、準決勝で見せた俊敏な動きがあり、全日本選抜3連覇を狙う古性や、何度でも巻き返しを図る清水、即席連携だが新山と中部勢から唯一の優出を決めた浅井などにもチャンスがありそうだ。強豪ひしめく今年最初のG1決勝に注目です。
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※全日本選抜競輪(3日目)注目レースピックアップは次ページをご覧ください!
\全日本選抜競輪G1(3日目)注目レース・ピックアップ/
【3日目・4R=S級選抜】
「異なる側面を見せた戦い」
1着/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
(打鐘手前に)これは付いていかないとキツいかも、と思って無理やり、付いて行きました。状態は、いいと思います。意地で、根田(空史)さんの横に並べばと思って必死でした。今まで今日のような勝ち方はなかったのですが、しっかりできたので悪くないと思います。少しずつ、自分がしたいことやレースのどこが悪かったかなど、分かるようになってきました。その精度が上がれば、安心して前を任せてもらえるのかなと思います。
【3日目・8R=S級特選】
「徐々に良くなる感覚」
1着/平原康多(S1・埼玉87期)
(最終2センター付近は)桑原大志さんのけん制を受けたので、(坂井洋を)抜けるか、抜けないかになるかなと。ギリギリかわす感じでした。前走(平塚F1)より乗っているポジションや感覚はいいです。あとは、トレーニングで脚力を戻す段階まできた雰囲気ですね。踏んだ時の痛みのリミッターが、だいぶカットされてきているので、徐々に良くなっていく感覚です。頑張るだけです。
【3日目・9R=S級特選】
「せめて3着に残したかった」
1着/松浦悠士(SS・広島98期)
(赤板2コーナー、町田太我の)ダッシュがすごくて一瞬、口が空きましたが、しっかり追走できました。最終BSの太我の踏み込みが良かったので、車間をそんなに空けなくてもいいかなと思ったのですが、もう少し出来ることがあったかなと思います。(和田真久留が)いい勢いで来ていたので、引き付けて止めるよりは、前に踏みながらでないと、僕もいかれてしまうスピードでした。踏み勝てて良かったですが、せめて太我を3着に残したかったのが本音ですね。ステージがどうであれ、一戦、一戦しっかり戦うだけ。昨日、一昨日と負けたにも関わらず、たくさん応援していただきありがたいです。頑張ります。
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【過去の全日本選抜競輪・レポート】
第38回全日本選抜競輪(高知)
優勝:古性優作
第37回全日本選抜競輪(取手)
優勝:古性優作
第36回全日本選抜競輪(川崎)
優勝:郡司浩平
第35回全日本選抜競輪(豊橋)
優勝:清水裕友
第34回全日本選抜競輪(別府)
優勝:中川誠一郎
第33回全日本選抜競輪(四日市)
優勝:新田祐大(P-Navi編集部)