2019/03/28 (木) 18:43
前回のコラムで告知しましたサテライト石狩内にあるオートレース石狩でのイベント。
そうです、このイベントです。
今回は主にその模様をお届け!
さらには“北海道漫遊記”と、題しまして、北海道での出来事なども紹介させていただきます。
イベント前日の23日(土)に北海道上陸。
普段、飛行機に乗る機会が少ないことを不安に思い、羽田空港へ向かう途中で『初めてで乗り方が分からず不安!?空港の入口から飛行機搭乗までの流れ』を熟読(笑)。
新千歳空港に到着し、その足でまずは札幌ドームへ。
ここで浜松オート実況担当であり、翌日のイベントの対戦相手である島田祐希君と合流。
実は私、一昨年まで2年程、北海道日本ハムファイターズのファーム(2軍)の試合実況を担当していたのですが、1軍の本拠地である札幌ドームは未体験でした。
そこでファイターズファンである島田君に声を掛け、何度もドームへいったことのある彼の番手についていき、一緒に観戦してきたのであります。
野球観戦後、夜はオートレースファンの方が経営されているお店へ。
店内はオートレース一色!これはテンションが上がりますね!
もちろん、北海道の海の幸をタップリ堪能した次第です!
そして、決戦の日曜日!
舞台はサテライト石狩内にあるオートレース石狩、予想対決&実況対決イベントが幕開け!
個人的にこういった場外車券場でのイベント出演はほとんどなく(過去に競馬とボートレースの場外発売場での出演はありましたが)、オートレース関連のイベントは初めてでした
イベント本番前、場内を案内していただきました。
おっ!競輪コーナーにはチャリロトコーナーもありましたよ!
とてもキレイな施設で、快適に過ごすことができそうです。
レストランのメニューも豊富で、私はご当地バーガーの石狩バーガーをチョイス。
かかっているタレが美味しい!パンと具材によく合います。
当日は山陽オートの特別G1プレミアムカップ。
4日目の6レースから予想会、さらには交互にレース実況を披露。
そして、9Rから自腹車券対決3本勝負という流れになりました。
場内のお客さんは車券対決で、どちらがより多くの払戻金になるかを予想しての投票。
勝った方に投票したお客さんの中から抽選で景品が貰えるのです。
「まずは予想会で当てて信用を得て、多くの投票を得る」という目論見でしたが、なかなか上手くいかず。
6Rから8Rまでの予想会では的中ゼロ!
そんな訳で、僕と島田君の投票数は……雲泥の差、私が泥でございました(苦笑)。
ですが、本番の自腹対決で当てれば問題ないのです。
勝者はそれまでに得た払戻金もゲット!
すなわち当日の出演料を増やすことができます。
敗者は払戻金没収ということで両者とも必死!!
私もお客さんに
「この結果次第で北海道土産の質が変わりますので必死です!この必死さが結果に結びつくかも知れないので、清き一票を!!」
と、猛アピール(笑)。
持ち金=5,000円の使い方は自由。
まず9Rは島田君のみ的中しました。
10Rは両者的中!
僕は2,730円ゲット!
島田君は前レースと合わせて3,780円!
その差は1,050円。
この時点で、実は2人とも少しホッと、していました。
払戻金はステージの前に置かれた透明なケースの中に保管されます。
11Rが終わった時点で、このケースの中身がない。
イコール的中ゼロという状況を最も恐れていたのです。
とりあえず両者とも的中したことで、精神的安定を手に入れ、勝負の11Rへ!
リードされている私はただ当たるだけではダメ。
的中させ、なおかつ島田君に逆転するため、どの買い目に“いくら賭けるか“も重要なポイントに。
自らの予想とオッズをにらめっこしながら車券購入し、いざ11Rへ。
11Rは島田君が実況を担当。
今回は普段の実況とは違い、2人とも車券的中のための“私利私欲にまみれた実況”を披露(爆)。
レース道中、ピンチと見るや、出番ではない私も実況に乱入。
「5-1-3でこないと僕はお土産が買えないぞっ!」
記憶はあやふやですが、こんな感じの実況をしていたと思います、
もはや実況でも何でもありませんが(苦笑)。
そして、結果は両者、的中ならず。
よって10R終了時点の金額で勝負アリ!
1,050円差で島田君の勝利!
敗れた私、森泉氏……ここで結果を出して、また石狩さんに呼んでいただこうというアピールは残念ながら実りませんでした。
ただ、多くのお客さんがいらして、とても盛り上がりをみせたイベントになったことは間違いありません!
北海道のみなさんは優しく、そして、気さくにお声を掛けて下さったのは良き思い出。
そして、こういう車券対決って、本当に面白いものですね!
色々な方と対決してみたいので、全国のサテライト関係者各位、オファーをお待ちしております(笑)。
イベント後の夜も北海道グルメを堪能し、翌日は大倉山ジャンプ競技場へ。
実物のジャンプ台を見るのも、これが初めて。
ジャンプ台のてっぺんから、札幌の街を一望できるようになっています。
そして、前日の対決で敗れ、払戻金の没収された身ではありますけれども。
私はたんまりと、北海道のお土産を購入して家路に。
仕事に、観光に、これ以上ない充実の3日間を過ごしました。
サテライト石狩の関係者の方々、本当にどうもありがとうございました!!
さぁ、3月29日(金)から伊勢崎オートは年度末最後の開催『第27回日刊スポーツ杯』が開催されます!
出場選手はこちらをチェック!
年度末ということで、前回のB-BATTLEと同様、今開催で選手生活にピリオドを打つ選手もいます。
地元・伊勢崎支部所属の岩井寛(伊勢崎14期)選手、野崎利明(伊勢崎17期)選手が今節を以ってヘルメットを脱ぎます。
前開催では3選手が引退レースに臨まれましたが、その時のファンの声援が凄く嬉しかったと、話しておられました。
今回も岩井選手と野崎選手への温かいご声援、どうか宜しくお願い致します!
また、最終日には私からみなさんへ、大事なお知らせがありますので、CS放送を最後までご覧いただけると幸いです。
森泉宏一(もりいずみ・こういち)
1984年5月8日生まれ
東京都出身 広島県・富山県育ち
父親の影響もあり、学生時代は野球に打ち込む
25歳の時、ボートレースで公営競技実況デビュー
2017年4月から伊勢崎オートでオートレース実況を始める
公営競技実況の他、プロアマの野球実況
さらにはイベントや展示会の司会
広告モデルや話し方教室講師などでも活動
野球好きの選手からの誘いもあり、
伊勢崎オートの野球チーム「キラッツ」に入部
しかし、デビュー戦において投手で二桁失点を喫する
その為に最近、オートレース界隈でその実力が疑われている
某選手からの「投げるスタミナがあるだけで助かっている」
という慰めの言葉が唯一の救い
森泉宏一
生まれは東京、育ちは広島、富山。学生時代に喋りの仕事を志し、2009年にボートレース実況でアナウンサーデビュー。2017年からはオートレース実況も始める。現在はYouTube配信番組などの出演も多く、「チャリロト劇場 燃えろ!!オートレース」出演時はMCも務める。パーフェクタナビでは「森泉宏一の実況天国」コラム連載中。プライベートでは2022年に年間100本の万車券的中を達成。試走タイムが出ない選手や逃げが得意の選手を好む傾向にある。公営競技を含めた日々の仕事の様子などを投稿している「森泉宏一のモーリーチャンネル」も絶賛更新中。