2022/08/15(月) 22:00 0 6
初日予選を捲って快勝した井上だが、レース後はやや不満顔。
「ちょっと重くてビュッといかなかったんですよ」と吐露。てっきり雨が降り出した影響によるバンクコンディションのせいかなと思いきや、「涼しくなってバンクは走り易かったんですが、自分の体重が…」と語り出す。
「ちょっと前は絞って97キロだったんですけど、最近はまた100キロに戻ってしまって…。練習自体は街道メインでガッツリやっているんですが、練習を終わって家に帰ると嫁が買ってきている甘い物があるから、ついつい食べちゃって。ケーキとかの洋菓子からまんじゅうとかの和菓子まで大好きなので、あれば食べちゃうっていう感じですね」と語りながら苦笑い。
そういえば10年以上前に同県先輩の大熊正太郎(78期)がいた時には、大熊に「とにかくメシを食って体重を増やしていかないとダメだぞ」という指導の下、選手食堂で手のひらを優に超えるドデカいおにぎりを食べさせられていたシーンを記者もしばしば目撃。
その時の話を振ると井上は「いや〜、あれは本当に大変でした。体作りの為っていうのもあったんだろうけど、練習のモガきよりもキツかったんですよ(苦笑)。あの頃がやっぱり一番太っていて105、106キロくらいあったかな」と思い出してくれた。
「やっぱり100キロを超えると感覚的に重さを感じるのもあるけど、それよりも体重が3桁を超えたっていう気持ちの面でダメージを負ってしまうんですよ(苦笑)。ちょっと絞らないといけない。また90キロ台の体重に戻した上でS級にも戻れれば」とシェイプアップの先に更なる高みを目指す井上がいた。(アオケイ・渡辺記者)