今回が初参加となる佐伯は高校時代にポイントレース、ロードレース、エリミネーションなど、長距離をやっていた。
「短距離をやったこともあるけど、脚質が合わずに長距離をメインにやっていました。今回は不安しかないですよ…」と自信なさげに話す。

　ただ、今回に向けて同県で同級生の渡辺正光と弟の渡邉正人兄弟にアドバイスを貰ってきたという。
「フレームは正人君から譲り受けました。そしてレースに関しては正光から色々と教えてもらった。本当にありがたい限りですよ」と話してくれた。

　タイムトライアル前には「バンクも走り慣れないし、タイムを出せる自信がない」と言っていたが、タイムは10.873。

「自己ベスト中の自己ベストですよ！ 正光からギヤをあげた方がいいとアドバイスを貰ったので、それが良かったのかな？ とにかく良いスタートが切れて良かった」と笑顔を見せた。

　レースに関しては「普段は自力を出さないし、自分にどれだけ出来るか分からないけど、準決勝にはいきたい。予選は勝ち上がりを意識して走ります」と意気込んでいた。言葉通りに準決勝突破なるか、まずは一走目の走りから注目したい。(アオケイ・宮本記者)

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