2022/07/12(火) 14:15 0 9
ーーデビュー1走目は悔し涙を浮かべていましたが、今日は?
春陽:今日は泣きません(笑)。自分で動いてレースが出来たし、力を余らせて終わった訳じゃないので。渡口さんを追って、抜けるかなって感じはあったんですけどムリでした。
義浩:今日は渡口さんに飛び付いてから、最後は追い込んどるしエエんちゃうか。
春陽:抜きたかった〜。
義浩:飛び付いた時に車間が空いとったけん、あそこで脚使とる。もっと車間を詰めて飛び付けるようになったら交わせるよ〜になるわ。選手それぞれに個性・クセがあるけん、覚えていかんとな。
春陽:明日は渡口さんに勝ちたい!
義浩:そこもやけど、決勝は吉岡さんも居るし、比嘉さんも位置取りやってくるし、ちゃんと考えて走らんと勝てんぞ。
春陽:そっか。
ーー決勝の戦い方と意気込みをお願いします。
春陽:決勝も自力で頑張ります。できたら優勝したい! あっ。こんな事言ったら生意気って思われますか?
ーーそこは意気込みだからいいでしょ。
春陽:デビュー戦優勝したい(笑)! 自分の力を出し切れるように頑張ります! こんなんでいいですか?
初戦とは違い顔色も明るくなっていた藤原春陽。レースの流れに対応するのも早く競走センスが感じられる。逃げ・捲り・追い込みと器用に何でもこなせる彼女は、これから対戦相手に応じて戦法を使い分けられるのが強みだ。決勝もリラックスし、柔軟に自分のレースが出来れば面白い。(アオケイ・梅田記者)