閉じる

【PIST6】“ミスター大ギヤ”山田義彦は準優勝「今回のメンバーはヤバかった」

2022/07/11(月) 12:55 0 2

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で10日に「PIST6 Championship」のセカンドクォーターラウンド5の決勝が行われた。惜しくも2着に終わった山田義彦に話を聞いた。

“ミスター大ギヤ”の愛称で親しまれる山田義彦は準優勝

 山田のレース直後のバンクから引き揚げる姿は痛々しいほど脚がガクガク、息も絶え絶えのシーンがおなじみだが、それは常に全力を出し切っている証とも言える。

「4走目(決勝)の脚はいつも脚が売り切れているので、気持ちだけで走っているんですよ」と教えてくれたが、その中で過去のPIST6では2回の優勝を誇っている。しかもPIST6は今開催で8回目の出場となったが、過去の7回はすべて優出としっかり結果も残していた。今回も満身創痍の中とはいえ、“やってくれる”という期待感はあったが…。

 決勝戦の振り返りでは「志智さんが切って神田君が出ていったでしょ。あの場面で眞杉が意地を見せてくれて突っ張ってくれていれば自分にもワンチャンあったかな。自分もその残り3周のところで行きたい気持ちもあったけど。眞杉もあそこはしっかり優勝を獲りに行っていましたね。その時点で自分は作戦をプランBに変更。まずは2着をしっかりキープしにいきながら、そこから優勝まで狙うって感じですかね。良いところで脚を溜めながら行くのが理想でしたが、ただ自分の使っている5・67のギヤだと内を掬われたらギヤがギヤだけに終わってしまう。そこに気を使う部分もあって、それはそれで難しかったんですけどね」と“ミスター大ギヤ”と称される大ギヤを操りながら、PIST6ならではのもの凄いスピード感溢れるレース中でも場面に応じた判断が的確にされていた様子。

 残り約1周半を切ったところで眞杉匠神田龍-志智俊夫の3番手からスパート。
 山田は「できれば眞杉が行く前に仕掛けていければ良かったけど、勝負時がもう少し遅れてくれていれば」と、そのシーンを振り返る。

 結果は眞杉の捲りにマークする形での2着ゴールとなったが、優勝者の眞杉が「いつ大ギヤの山田さんが襲いかかってくるんじゃないかと最後はでヒヤヒヤでした」というように、着差以上に迫っていた。

 山田は「全然交わすまでの感触はなかった。眞杉に勝つなら今のギヤ(5・67)の5倍以上のギヤが必要じゃないかな(苦笑)。それでも今日もそうだったけど、今まで1着の芽がまったくなく終わったことはありません。さすがに今回のメンバーはヤバかったので初めて表彰台に乗れないイメージもあったけど、結果として良い勝負ができて表彰台に乗れた。まだまだPIST6は(山田が表彰台に乗らないことを)許してくれないですね(笑)」と締め括ってくれた。(アオケイ・渡辺記者)


【netkeirinからPIST6のレースに投票しよう!】

 netkeirinではPIST6の出場選手の成績や内容充実の出走表を見ながら、ラクラク買い目を作成することができます。作った買い目はTIPSTARの車券購入ページに送ることができるので、そのまま車券投票が可能です。

 また、出走表の下部にはPIST6攻略法として「予想の基本」を掲載していますので「予想の仕方がわからない」といった初心者の方にも安心です。PIST6の開催日にはレース映像のライブ中継もありますので、ド迫力のスピードバトルを観戦しながら楽しくベッティングしてみてはいかがでしょう。「PIST6 Championship 2022-23」もいよいよセカンドクォーターに突入! すでに楽しんでいる人もこれからの人も目指せ的中!

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票