2022/07/07(木) 19:15 0 7
前を取らされるのは当然、警戒網を敷かれて後手に回されるのも承知の上。それでも爆発的な加速力をもってすれば、あっと言う間に出切ってしまう。力の違いを示すには十分すぎる爆走劇だった。
「前受けはそうだろうと思ったし、2人(古性優作・南修二)も分かってくれていたと思います」。
信頼と実績の伴う大阪両者が後ろなら好きなレースをしても対応してくれる、そんな安心感が脇本を大胆にさせる。実際に大阪両者は松井宏佑ー内藤秀久にからまれたが「粘られたけどそこは気にならなかったですね」と古性は涼しい顔で振り返り、南は一撃で内藤を外からキメた。
「感覚はまだまだ物足りないけど最後まで踏めたので。疲れも気にならないしあと3日間は気持ちを切らさない事だけ。脚に関してはどうこうする事はない」と脇本は小気味よく振り返った。(netkeirin特派員)