2022/07/01(金) 20:00 0 14
30日から小松島競輪場で「開設72周年記念・阿波おどり杯争覇戦(GIII)」が開催中。3日目に出走する松浦悠士と犬伏湧也に話を聞いた。
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ーー犬伏選手が二次予選でもれてしまいましたね。
松浦悠士:初日のタイムを見て行けるって思ったけど…。昨日、あのタイムで先行した疲労の蓄積もあると思う。
ーー松浦選手も経験ありますか?
松浦悠士:僕もありますよ。やっぱり先行はもがく距離も長いから身体への負担が大きい。犬伏君はまだ、4日制の競輪を走った数も少ないし、体力の配分ってところで経験不足もあるんじゃないかな。
ーー犬伏選手の後ろに付いていて感じたんですか?
松浦悠士:昨日のバンクコンディションであのタイム。もっとかかるって思っていたけど、そうでもなかった。もちろん、それだけじゃなく3番手が離れて僕が大きくブロックに行けなかったとか色々な原因がある。僕ももっと車間を詰めるのを遅らせた方が良かったのかな…。僕の技量不足もある。
犬伏湧也:僕の組み立てミスです。出切れたけど、もっと巧く回せるようにならないと。今回のミスを今後の糧にしたい。
二人の初連係は失敗に終わったが、これは誰もが通る道。太田竜馬もずっと良い思いばかりしてきた訳じゃない。失敗し、それを次に活かすことで戦術面が強化される。身体のポテンシャルは◎。そこに器用さが加われば鬼に金棒。犬伏は気持ちを切り替えて明日以降のレースでファンの期待に応えて欲しい。そして来年の地元記念では決勝の舞台で活躍して欲しい。(アオケイ・梅田浩行記者)