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松阪競輪G3ミッドナイト(準決勝)レポート【決勝は立部楓真と小原太樹が先頭の2分戦に!】

2025/09/10(水) 02:00 0 2

2025年9月9日 松阪競輪場
ミッドナイトG3(2日目)

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【松阪競輪G3(2日目)7R=S級準決勝】**
橋本優己が前受けで、吉田有希が3番手、小川真太郎が6番手からレースを進める。まず小川が上昇して赤板で一旦前に出ると、すかさず5番手から吉田が仕掛けて打鐘から先行態勢。最終BSで6番手の橋本が捲り狙うも不発。逃げた吉田の番手から小原太樹が差し切り1着でゴール。2着は吉田ライン3番手の永澤剛。3着は粘った吉田有希でライン上位独占が決まった。

1着/小原太樹(S1・神奈川95期)
今回成績:特3・準1
G3優勝:3回(25年5月宇都宮

せっかく1番車だし、後ろよりも(初手は)前の方からかなと。取れた位置から、しっかりと(吉田有希が)風を切って組み立てる作戦。ラインで決めたいと思っていました。しっかり1着が取れているので、脚の状態はいいですね。今回は新車で来たんですけど、それも良さそうです。寸法は一緒ですけど、流れる感じがあります。

(決勝は)自力自在。

2着/永澤剛(S1・青森91期)
今回成績:予1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:12回目(25年3月大垣以来)

自分は3番手の仕事をしようと。小原(太樹)は脚があるし、前は決まるだろうなと思っていました。前の頑張りがあるだけ、ラインのおかげですね。前回よりもいい感じはします。

(決勝は)小原君に。

※7Rレース結果

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【松阪競輪G3(2日目)8R=S級準決勝】
初手は中釜章成が前受け、3番手に簗田一輝、5番手は青木瑞稀で周回を重ねる。赤板で青木が上昇して前を抑えると、そのまま打鐘から先行態勢に入る。中団4番手では中釜と簗田が並走。青木の主導権取りで、最終BSから簗田が仕掛けるも、前団には届かない。直線で青木の番手から岩津裕介が抜け出し1着でゴール。2着は青木ライン3番手の高原仁志。中釜マークの坂口晃輔が苦しい位置から直線伸びて3着に入線した。

1着/岩津裕介(S1・岡山87期)
今回成績:特6・準1
G3優勝:7回(15年1月いわき平

(青木瑞稀の)気持ちが勝っているから、良い展開になりましたね。中釜君が引いて一気に巻き返してくるのが、自分たちは一番嫌だったので。ただ、打鐘からバンバン上げていったので、踏みすぎていたのかなと。来ないのなら、もう少しずらせば、ゴール前勝負ができたのかな。初連携で、どれくらいか把握しづらいところもありました。(感触は)今日は良かったです。明日もこの感じでいきたいと思います。

(決勝は)九州へ。

2着/高原仁志(S2・徳島85期)
今回成績:予2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:9回目(21年11月武雄以来)

シリーズリーダー(岩津裕介)の後ろに付けられたのが、最大のポイントですね。道中は追いかけていたので、しんどかったですが、3コーナー付いていけたので良かったです。また、簗田が来たかと思いましたけど(苦笑)。

(決勝は)(九州、岩津の)4番手に。

※8Rレース結果

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【松阪競輪G3(2日目9R=S級準決勝】
新田祐大が前受けで、4番手は片岡迪之、6番手に立部楓真の並び。赤板で立部が上昇して一度先頭に立つが、すぐに片岡が動き出して立部をかわすと、新田が打鐘から叩いて先行態勢入っていく。新田の番手で片岡が粘り、伏見俊昭と並走になる。新田が先頭で、後方から立部が踏み込みむと、それに合わせて先頭の新田もペースアップ。空いた新田の番手に立部が収まり、最終BSを通過。最後の直線で立部が抜け出して1着ゴール。2着は立部マークの吉本卓仁で九州ワンツー。3着には片岡マークから香川雄介が入り、新田は4着で決勝進出を逃した。

1着/立部楓真(S2・佐賀115期)
今回成績:予2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(23年8月和歌山以来)

今、練習を一番やっているので、その自信はありましたね。後ろ攻めになったら、(片岡迪之が)粘ることも考えていました。もう1個前で勝負できれば良かったんですけどね。番手に入ってからは余裕がありましたし、悪くないです。

(決勝は)自力。できることは限られているし、力を出すことに集中します。

2着/吉本卓仁(S1・福岡89期)
今回成績:予3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:19回目(25年4月川崎以来)

新田祐大を相手に)どちらかが粘ると思っていたので、予想はしていました。片岡君が粘ってくれて、あとは仕掛けどころ。本人的には出切る感じで踏んだと思いますけど、新田のダッシュも強烈なので、競りでは付いていけず、そこをうまく立部がついてくれた感じですね。

(決勝は)2分戦みたいな形ですね。立部君に。後ろを死守したいと思います。

3着/香川雄介(S1・香川76期)
今回成績:特5・準3
G3優勝:3回(08年10月観音寺)

彼(片岡迪之)は何でもできますからね。絶好の展開になったと思ったんですけど、立部(楓真)がね…。僕も4コーナーで新田(祐大)をとらえられる感じがありました。脚的には悪くないです。(ミッドナイトは)関係なく、いつでも戦えます。明日も頑張ります。

(決勝は)小原(太樹)君のラインに。3番手。

※9Rレース結果

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松阪競輪G3(最終日)9R=S級決勝】
1/岩津裕介(S1・岡山87期)
2/小原太樹(S1・神奈川95期)
3/香川雄介(S1・香川76期)
4/永澤剛(S1・青森91期)
5/吉本卓仁(S1・福岡89期)
6/立部楓真(S2・佐賀115期)
7/高原仁志(S2・徳島85期)

決勝の並び想定は
6立部-5吉本-1岩津-7高原
2小原-4永澤-3香川

立部には準決勝同様に吉本が付く九州ライン。ここに岩津、高原の中四国2車も加わって、4車ラインを形成。
一方、準決勝でワンツーだった小原と永澤は再度東で連携。ここに香川が3番手で続き、決勝は2分戦となった。

先行一車となったのは立部で、4車のアドバンテージも大きく、好機のスパートを見せよう。うまくペースで駆けて好展開に持ち込めば、押し切りも狙える。また、立部が先手奪取なら、番手絶好で吉本の差し切りや、3番手から岩津の強襲も十分だろう。ただし、小原の出方で展開は大きく変化する。小原は5月にも宇都宮G3を制しており、決勝は2分戦の構成だけに、自力自在にどうアクションを起こしてくるか注目だ。
真夜中の決戦を制するのは? 松阪ミッドナイトG3決勝は、23時30分発走予定。

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※同時開催のガールズケイリン(2日目)レポートはこちら

(P-Navi編集部)

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