地元中部地区の貴重な機動型として参戦していた山田諒だったが、初日はまくり不発でまさかの予選敗退。この日は小川三士郎の逃げを意地でまくり切ったが、レース後は険しい表情で「全然ダメです」と何度も繰り返した。

「本当にダメ。周回中からフォームもおかしいし余裕がない。最後も進んでいかないし。なんとかギリギリで1着は取れたけど、良い時と比べると…。(前回落車の)そのせいってことにしてください。最近は105〜108点くらいをずっとキープできていたけど、今回はガタっと(落ちて)いきそうです。はぁ…」

　なんだかんだ“泣き”を入れながらも結果を残すことの多い山田だが、今回ばかりは本当に重症なようで「キツいけど、とにかくあと1日、なんとか踏ん張ります」と声を振り絞った。(netkeirin特派員)