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【阿波おどり杯争覇戦】中四国はビックリ仰天の並びで松浦悠士が一番前

2022/06/29(水) 19:30 0 7

小松島競輪場「開設72周年記念・阿波おどり杯争覇戦(GIII)」は30日、初日を迎える。12レースS級特選に出走する中四国トリオに話を聞いた。
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中四国トリオ・太田竜馬(左)と小倉竜二松浦悠士(右)

 地元コンビの間に誰かが入るのは考えにくいし、太田竜馬小倉竜二松浦悠士は別線勝負だと思っていたが、3人結束で松浦悠士太田竜馬小倉竜二の並びになったのは超ビックリ。

 前を走る松浦は「太田君とは今年に入って何度も連係しているし、どこかのタイミングで自分が前で…って思いはあったんです。想像していたよりもだいぶ早くなりましたが、前になった以上は普段の太田君くらいのレースをしないとダメですよね。相手も眞杉君なのでそれなりの覚悟を持って頑張ります!」。

 番手になった太田は「松浦さんの後ろというのは前から興味がありました(笑)。タテにもヨコにもクイックに動ける人だから、実際付いてみたら、画面越しでは分からないものがたくさんありそう。責任重大というより勉強の気持ちの方が強いし、超一流の走りを少しでも吸収できればと思っています」。

 3番手になった小倉竜二もこの結束は予想外だったようで、「僕もビックリしました」と苦笑い。「太田ー自分でラインを組んで、松浦の自力にはサトシン(佐藤慎太郎)かなと思っていたし、まさか、まさかですね。まとまるならやっぱりこれしかないでしょう。太田ー松浦ー自分ではおかしいし、太田ー自分ー松浦も有り得ない。妥当だと思いますよ」。

 実際に走る選手も驚くくらいだし、メンバーを見て、この並びを予想できた人は誰もいなかったのでは? 今現在は松浦悠士清水裕友が輪界最強のゴールデンコンビだが、松浦と太田も今年中には第2のゴールデンコンビになっていそう。(アオケイ・長谷川記者)

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