チャレンジ戦で安定感抜群の成績を残している長谷部龍一だが、京王閣開催は初参戦となる。

「松戸のように33バンクではどう仕掛けて行けばいいのか分からず、体が思うように動かない。だけど400バンクはだいぶ慣れてきた感じです。京王閣は初めて走るけど、400ですからね」と初めてのバンクにも心配な様子はなかった。

　近況を聞くと「自分はダッシュ型でどちらかと言えば、捲りやカマシが得意なんだけど、今はラインで決められるように考えながら走っている。だから突っ張ったり、長い距離を踏んだりもしているんです」と自分のレーススタイルを説明した。

　初日は最内枠の1番車を与えられ、突っ張り先行ならラインで決めるチャンスだが「でも自分はスタートを取るのが下手なんですよ(笑)。1番車でもどうかなと…。競輪はそんなに甘くはないけど、前を取って突っ張れるなら突っ張りたいですね」と話した。同型の薮下直輝を制し、ライン決着を目論む長谷部龍一の走りに注目だ！(アオケイ・真島記者)