前橋競輪場で開催中のミッドナイト競輪「WINTICKET杯」は30日に2日目を迎え、準決勝戦が行われる。メインの9Rで本命になる松本秀之介に話を聞いた。
前橋ドーム初登場だった松本秀之介。予選は1着でクリアしたが構えるレースで6番手捲り。あわや飛ぶところで、レース後は反省しきり。
「初の前橋ドームで走りが難しかった。しかもミッドナイトも久しぶりで、感覚が鈍っていた。あの走りでは、後ろの古閑良介さんに申し訳ない。一走して、脚に刺激が入ったので、準決は早めに仕掛けたい」。
メンバー的にも負けるレースは考えられない。ヤンググランプリを獲っている同じ熊本県の野口大誠も順当に勝ち上がってくるだろう。決勝は2人のマッチレースが予想される。荒ぶる走りを魅せておきたい。(町田洋一)