今回の出場者のうち来期もA級なのは橋本瑠偉と台和紀の2人。気負いの見られない橋本とは対照的に、台は何が何でも特進を、の気持ちでどん欲に3着以内を狙っている。

「感じは良くなってきました。去年の夏から平原(康多)君たちと一緒に練習をさせてもらってるんですけど、それから成績も上がってきました。あと(平原康多から)良い運気ももらえているのかも(笑)。練習仲間の多くがS級で頑張っているし、自分も早く(S級で)走りたいですね」

　注目された位置取りは「齋木(翔多)君にいきます」と関東別線を選択した。

「さすがに4番手だとちょっと厳しい。齋木君は何でもできるし前々に踏んでくれるイメージ。2年ちょっとぶりの9車立てなので“こんなに長かったっけ”ってなる可能性もあるけど(笑)。なんとか3着以内に入ってガッツポーズをしたいですね(笑)」

　メンバー中、唯一の生粋の追い込み選手が最後はコースを巧みに突いてくる！(netkeirin特派員)