2022/06/05(日) 12:45 0 4
去年7月にS級デビューを果たした武田亮はガムシャラ先行で一気に名前を売り、一流先行選手への階段を確実に登っていた。
ところが、昨年終盤辺りから成績が頭打ちになり「以前なら思い切って行ったはずのところで全然行けなくなった」と仕掛けにも迷いが生じるように。その後はなかなか浮上のキッカケがつかめず、2月以降は予選敗退の日々が続いた。
そんな武田を心配していた師匠の山崎充央が先月、ある行動を取った。
「みんな流れが悪いから道場(練習グループ・大宮道場)の全員でバンジージャンプを飛ぶぞ」。
バンジージャンプ直後の開催で道場のメンバーが活躍した。高橋築は連勝で決勝進出、山本勝利はA級優勝、水森湧太も決勝3着、松本詩乃もルーキーシリーズで決勝入り…。武田も高知で久々に予選をクリアと早速効果が表れたようだ。
※師匠の山崎だけは効果が出ず? 補充参戦の京王閣は7・4着で「逆バンジーだよ!!」と悔しがっていた(笑)
「師匠はバンジージャンプの方が怖いって言ってましたけど、自分はレースの方がキツい。ジャンプは一瞬で終わるけどレースは長いので(苦笑)。でもこれがキッカケになればいいですね。まだまだ弱気になっちゃうことが多いしメンタル面が課題ですけど。このあとは地元の立川開催もある。しっかり気持ちを入れて、来期はちゃんと勝負できるようにやっていきたいと思います」。
復活間近の武田の走りには要注目だ。(netkeirin特派員)