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【大宮競輪】秋本耀太郎が恩人・坂本英一の前で優出に成功

2022/05/26(木) 18:30 0 1

大宮競輪場の「スポーツニッポン新聞社杯(FI)」は27日、最終日を迎える。1RのA級一般に出場する坂本英一と11RのA級決勝に出場する秋本耀太郎に話を聞いた。
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決勝進出を果たした秋本耀太郎

 秋本耀太郎にとって坂本英一はアマチュア時代から面倒を見てもらっていた特別な恩人。4回目の挑戦で養成所に合格した際にはネックレスをプレゼントしてもらったというのも有名な話だ。そんな恩人と同時あっせんの今回、秋本はきっちりと決勝進出を果たした。

 準決は自身の後ろが3車併走になり、もつれを尻目に逃げ切り勝ち。「後ろの先輩が失格になってしまったし…」と心から喜べる感じではなかったが、そういう展開になったのは、秋本が普段から先行一本で戦っている姿勢を周りが評価したからこそ。

 そんな秋本を坂本は温かいまなざしで見つめていた。
「耀太郎は見るたびに強くなっている。あんな独特な髪形をしているのにね(笑)。少しずつ力を付けて成長していると思うし、これからが楽しみだよ」。

「そんなに寄って撮ったらシワが目立っちゃうよ」と笑う坂本英一

 そんな坂本は1・2班の点数確保が厳しくなってきた状況だが、ラスト1か月、諦めずに走り切るつもりだ。
「(最終日は)1R1番車、選ばれし者だね(笑)。邊見君(祐太)にしっかり付いていって、良い着を取れるように頑張るよ」。

 お互いに良いところを見せようとする2人の最終日の走りが、今から楽しみだ。 (netkeirin特派員)

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