2022/04/30(土) 22:15 0 1
今年1月の小倉以来となる2連勝での勝ち上がりに「自分はいつも最終日へ向けて良くなっていく感じ。だから連勝はうれしいですね」と気分は上がっている。
決勝戦のメンバーは田中勇二、奥村諭志と渡口の3人が中国地区で結束する。ただ、誰もが渡口を先頭に奥村-田中でまとまるものかと思われた。ところが、奥村を先頭に渡口-田中と並ぶことになった。
「意外? そうですね。今期S級点が取りたくって今のままではまだ不安なんです。それを奥村さんにそれとなく話したら『それなら取りに行けばいいじゃないか』と言ってもらいました。先輩から許可をいただいたので、お言葉に甘えさせてもらい番手を回ることになりました。人の後ろはチャレンジ時代を含めて初めてです」。
ちなみに3月の久留米決勝は、渡口が奥村の前で風を切って優勝に貢献している。まだ1・2班の優勝のない渡口にとっては、これとないチャンスが巡ってきたが、位置のない九州勢もおり混戦の匂いがする。(netkeirin特派員)