2021/03/22(月) 09:40 0 1
レースは前受けから押さえられると車を下げて一旦6番手。そこからカマすか捲るかの展開となった。
「最初は捲りでもいいかなって思ったけど、板崎君をあそこ(ホーム)からすんなり駆けさせるとキツいかなとも思った。それで強引にいくことになってしまい、後ろは迷惑を掛けた」と後ろにも気遣っていた。自分自身のデキについては「しっかりと仕掛けられているし、スピードの乗りも良かった」と満足げ。
長らくS級の舞台で戦っていた岸澤だが、降級後のA級では決勝進出は果たすものの、肝心の優勝は決められていない。
「周りからもよく言われます(笑)。でも、それ(優勝)を意識し過ぎると絶対に仕掛けが遅くなるし、あまり考えないようにします」と決勝は闘志を心に秘めつつも、あくまでも自然体で臨む。(アオケイ・真島記者)