昨年は当地で開催された日本選手権でGI初優出を果たした。その後も各地で力強い走りを見せて、今年の3月には名古屋でGIII初優勝を決めた。着実にトップクラスの階段を上っており、今シリーズも注目が集まる。

「名古屋は体調も万全だったし、すべてが噛み合っていましたね。決勝はあのメンバーで逃げ切れたし、かなり自信になった」と振り返った。

「でも、前回の地元ビッグ(ウィナーズカップ)は全然ダメだった。原因は完全にオーバーワーク。名古屋が終わってすぐの頃は良い状態をキープできていたけど、気合いを入れて練習をしすぎて、直前で一気に疲れが出てしまった。だから今回はケア中心にやってきた。まだ多少疲れは残っているけど、前回よりは良いと思う」と状態は上向いている。

　そして今後は「ビッグレースで結果を出したい」と今の成績で満足せず、まだまだ上を目指している様子。

　初日は新田祐大と根田空史との3分戦。「凄いメンバーだけど、いつもと変わらず自分の走りをするだけ」と気合いを入れた。

　京王閣では抜群の相性を誇る眞杉。強敵相手だが、3日間パワー全開の走りを見せてV獲りに突っ走る。(アオケイ・富記者)