2022/03/28(月) 12:30 0 0
2日目5Rで逃げ粘った武田和也。4番手にいながら、前団がペースを緩めているとみるや打鐘4角から一気にスパート。別線の反撃を封じて、マークした池上孝之に昨年7月以来の白星をプレゼントした。
武田といえば、以前は超が付くほどの徹底先行タイプだったが、気付けば、もう34歳。近況は、自力の決まり手がほとんどなくなっている。
「できることなら、もう一生、動きたくない(笑)。でも、任されたら頑張らないと。任せてくれた人の人生がかかっているので。今日は、別線が脚を使っていてくれたから、たまたま決まっただけ。また逃げの決まり手が付いてしまった。もう動きたくないんですよ、本当に」。
昨年10月福井の初日以来となる逃げの決まり手。全国の番組マンには、また“自力の武田和也”がインプットされてしまったかもしれない。動きたくない、と言いながらも、任されればそれなりのレースをしてしまうのが武田の優しさだろう。
3日目は中部2人に付けて3番手回り。番組を見て「良かった」と笑っていた。まだまだ自力脚は健在。3番手回りでも直線の強襲劇に要注意だ。(netkeirin特派員)