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【瀬戸の王子杯争奪戦】取鳥雄吾「目の前のレースを1つ1つ丁寧に走るだけ」

2022/03/25(金) 20:00 0 3

26日から玉野競輪場で「開設71周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)」が開催される。11Rに出走予定の取鳥雄吾に話を聞いた。

昨年の玉野記念は松浦悠士に優勝をさらわれ準優勝だった取鳥雄吾

 宇都宮ウィナーズカップ清水裕友の優勝で幕を閉じたが、忘れちゃいけないのが初日の取鳥の走り(清水の前で1周先行)で、あそこから清水に良い流れが出来たと個人的には思っている。

「そうですか? そう思ってくれる人が少しでもいてくれれば嬉しいです。裕友は同級生だし、あの優勝には刺激を受けた。自分も頑張らなきゃって気持ちになりますね」。

 あの開催、結果だけ見れば9着4着6着7着と叩きまくった取鳥だが、レースはどれも強く見えたし、着順以上に評価できる4日間だった。

「初日と2日目は新田(祐大)さんとかすごいメンバーの中で先行できたし、3日目は吉田弟(有希・119期生)と踏み合いになっても出させなかった。とにかく脚を使ったなぁ…という感想しか出てこない(笑)。僕みたいな貧弱な体であれだけやれれば上出来でしょう」。

 広島競輪場で行われた昨年の玉野記念はあと少しのところで松浦悠士に優勝をさらわれ準優勝。

 今回は相当気合が入っていると思いきや、「去年の決勝は全て太田竜馬君のおかげ。今年はそこまで気負いもないし、やるべきことをしっかりやって、結果が付いてくればという感じです。僕的には岩津さんか柏野さんのどっちかが優勝してくれればと思っているし、目の前のレースを1つ1つ丁寧に走るだけ」と冷静に語った。(アオケイ・長谷川記者)

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