2022/03/20(日) 13:30 0 1
初手は最後方からのスタート。赤板で上昇して先頭に立つと、加瀬加奈子が一気のスパートを見せる。前々に攻めた山口は最終ホームで3番手。そして1センターから人気の太田りゆが一気に捲る。俊敏に反応してスイッチした山口は2着でゴール。
レース後に本人は「太田さんとは何度かお会いしたことはあったけど、レースで一緒になるのは今回が初めてでした。見ての通り太田さんが強すぎました。でも脚を使った割には余裕があったし、しっかり捲りを追うことができた。状態に関しては変わらず悪くないですね」と振り返った。
今後の課題については「初手の位置取りですね。もう少し上手くなれば、もっと自分の力を発揮できるようになると思う」と話してくれた。
近況については「練習で(鈴木)奈央ちゃんや(久米)詩ちゃんにびしばしと鍛えてもらっているので、脚力がついていた(笑)。セッティングも色々と試していて、今は何度も踏み直しがきくような感じをイメージしている。まだ完璧とは言えないけど、自分が思っている感じには近づいてきました」と着実にレベルアップしている。
まだまだ伸びしろ十分でポテンシャル抜群の山口。予選②でも持ち味を生かした走りで決勝に駒を進める。(アオケイ・富記者)