東日本大震災で大きく被害を受けた伏見俊昭。当時の状況を踏まえて今回の地震の件にも触れてみた。

「今、拠点にしている三重から実家のある福島に寄るか考えていた。いつでも行けると思い、今回は宇都宮のホテルに直行し宿泊。丁度、寝ようかと思った時に激しい揺れ。実は11年前の震災時は、スポンサー契約をしてもらっているラピスタ新橋のイベントに行っていた。慎平や長塚もいて、選手は10人ぐらいいたと思う。あの時も10階か11階にいて、今回のホテルも10階に泊まっていた。幸い、今回は大きな被害にならず、心を痛めないで済んだ。早く平穏無事な世の中になって欲しいですね」。

　目標にする坂本周作は新幹線も停まり、高速道路も通行止めで、移動が大変な様で「ヘトヘトになって競輪場入りかもしれないけど、全面的に信頼して！」。

　まだ伏見も46歳。もうひと花、咲かせて欲しい。(町田洋一)