2025/09/15(月) 16:30 0 3
最終日は後位の競りを意識しながらも、力のこもった仕掛けで先にまくった清水裕友を飲み込んで快勝。二次予選Bに続くシリーズ2勝目を挙げた。
「せっかく前が取れたわけだし、突っ張っても良かったかな」と、二次予選で繰り出したような十八番の展開に持ち込めず苦笑いした。
今節は初日に「選手になって初めて」というラインの3番手を固める経験をした。櫻井祐太郎-小原佑太に前を預けて持ち場を固めたが櫻井が後方となってしまい万事休す。バックシンガリから成す術もなく6着に終わった。とはいえ、普段とは違う景色を見たことで気づかされることもあった。
「いつも付いてくださる先輩たちの気持ちがわかったし勉強になりました。また今後、後輩(と連係するとき)にはどうしてほしいかとかを話せれば。(経験を)レースに生かしたいですね」と今後の糧とした。
次は中5日と間隔を空けずに地元GIII「開設75周年 みちのく記念善知鳥杯争奪戦」が控えている。期待を一身に背負う身で「優勝だけ考えて、一走一走がんばります」と気を引き締めた。(netkeirin特派員)