2022/03/16(水) 10:00 0 0
2日目準決は内に詰まった金野俊秋のトリッキーな動きに続くと、まくりを阻んで金野を余裕差しと動きの良さが際立った。「最後は中を割られないようにね、ビシッと閉めて耐えられた。金野がズンズンと前に踏んでくれたおかげですよ」。
今年の7月には58歳を迎えるベテランはまだまだ冴えている。「セッティング含め乗り方などいろいろと研究した結果(2場所)連続して決勝に乗れた。(競走得点を)90点台に乗せる事ができればまたチャンスがある。S級に戻るのが今の目標ですから」と更なる高みを目指している。
S級で宮倉より年上となると、もはや、あの萩原操しかいない。「操さんがいるから自分も頑張ろうとなる。あの人がいるから頑張れるし永遠の目標ですよ。あとは同期の川口(満宏)君の存在。彼は3つ下だけど脚なんかは全然、僕より上だから」と1歳上の先輩、そして切磋琢磨する同期の後輩の名前を挙げて自らを鼓舞した。(netkeirin特派員)