西武園競輪場には初めて斡旋されたというルーキー宮本杏夏。初めはルーキーシリーズの大宮で2場所目は4日開催の前橋を走って今開催で関東の競輪場は3場所目となる。

「久しぶりに関東の競輪場に来ました。前橋はいい成績を残せなかったけど、ルーキーシリーズの大宮は予選で連日バックを取って3着、3着で決勝進出。自分は新人なので動いてレースを動かしたい気持ちはあるのですが、まだレース慣れをしていないのもあってなかなか自分の思っている走りが出来ていないのが現状。それでも直前の佐世保の最終日は4番手から捲って久しぶりに1着が取れたしホントに少しずつですが流れに乗れてきた感じはあります。今回は凄いメンバーが集まっているけど、今の自分の力がどこまで通用するのかいい機会だし、力をフルに出し切りたい」と語った。

　初日は見せ場を作れず7着と大敗スタートとなったが、高校時代は全校高等学校選抜で準優勝、インターハイで4着とポテンシャルは抜群の期待の新人。小林優香や石井貴子などの大物相手にどこまで対抗出来るか注目だ。(アオケイ・松野記者)