8日に開幕した静岡競輪S級シリーズ(スピードチャンネル杯)。初日9レースに出場した植原琢也に話を聞いた。
2020年は度重なるケガに泣いた植原琢也は、今年に入っても負のスパイラルから抜け出せず、1月の向日町、2月の川崎と連続で落車している。
「もう、どうにでもなれ」と開き直った植原は「全部7着でも良いから、しばらくはホームとバックを取る競走をしよう」と原点回帰を決意した。
「最近は全然バック数がなかったし、もうこの際だから(成績は)気にせずに、行くだけ行こうかなって。(S級に)上がりたての頃も何も考えずに先行していたし。ちょっと時間はかかるかもしれないけど、腐らずに頑張ってみようと思います」。
積極策で調子を戻していく植原の復調過程を見守りたい。(netkeirin特派員)