2022/02/11(金) 12:30 0 0
チャレンジ戦の準決勝3R、山中崇弘が白井優太朗の突っ張り先行に乗って2着。今節も2着を2本並べ、これで2節前の久留米(3日間2着)、前節の小倉(2、2、開催中止)に続いて7走連続の2着だ。「こんなの生まれて初めてですね」と目を丸くしながら振り返った。
「前の白井(優太朗)君、後ろを固めてくださった行成(大祐)さんのおかげです。本当は1着を獲りたいけど、まずは勝ち上がっていかないといけない。それに常に車券に貢献したいと思っているので。2着も悪い事じゃないですよね」。
末着を続けるならともかく、7回連続で2着に入るのは狙ってできる芸当ではない。しかも、7走の中にはマーク戦もあれば、自身で前々に攻めたレースもあった。いろいろな戦い方からファンに貢献する、競輪選手のあるべき姿だろう。
一時期、民主党が政権を獲得した際に「2位じゃダメなんでしょうか」という閣僚の名言を思い出した。ここまで続けば、山中を2着で買うファンも多くいるはずだ。決勝は準決同様に白井マーク。白井の奮闘次第では、8走連続で…なんてこともあるかもしれない。(netkeirin特派員)