鎖骨の粉砕骨折と肋骨の骨折で戦線離脱。4ヶ月の長期欠場から復帰したのは8月29日が初日の富山F1から。

「今期に入って2場所走って、これはやばいと。これではA級に落ちてしまうと、尻に火が点きました。今では毎日バンクに入っている感じ。長島(大介)や岡田(泰地)とかと練習をやっていて、2人には“先輩、本気で駆けているんですか？”なんて言われながら練習をやっています」

　前期はS1の公傷となり、来期はS1に復帰が決まっている。点数を上げれば特選スタートが見えてくるだけに、今期、残りの5ヶ月に巻き返しを図る。

「復帰してから予選を突破したのはF1を含めて今回が初めて。初日は(山崎芳-竹内智に)千切れているけど、離れていくよう千切れかたではなく、ニュートラルに入っているような千切れかた。窓場(千加頼)君の動きだけ気を付けて何とか対処が出来た」

　今は猛練習の真っ最中。最悪状態から抜け出して点数アップをもくろむ。(アオケイ・伊藤博記者)