2022/02/05(土) 20:00 0 1
先月の地元・四日市で今年初勝利を挙げた梅澤謙芝(55歳・三重=57期)。これが1986年のデビューから、3043走目で500個目の白星。史上38人目の通算500勝を達成した。
「良かったです。ここ最近は(500勝を)かなり狙っていたので。歳を重ねるごとに勝ち星が少なくなっていって、もう難しいかな、と思った時期もあったから…」。
2010年を最後にビッグレースから遠ざかり、最近は長らくA級暮らしに。400勝目を挙げた2013年8月からは9年近くの月日を要した。
「チャレンジに落ちて、年間30勝くらいできた年があったんです。それで“まだ頑張ればいける!”って思った。(500勝に)一気に近づけた。あれが良かったです」。
5月には56歳になる。前期は競走得点が71.47。久しぶりに70点を超えた。
「2期続けて69点台だったから、前期は“3期目”だったんです。70点を獲れて、なんとかリセットできた。一戦一戦、フラフラになりながらでしたよ(苦笑)。でも、今回もいらっしゃる佐古雅俊(61歳・広島=45期)さんも頑張っていますからね。年輩の方が頑張っているのを見ると、まだまだ頑張ろうという気になりますね。佐古さんを目指して頑張ります!」
「光栄です」と恐縮しながら、目指す存在と語る佐古とのツーショットに応じてくれた。初日は佐古の目の前で501個目の白星を目指して戦う。(netkeirin特派員)