2022/01/31(月) 17:00 0 2
記者は耳毛、鼻毛、加齢臭が自分で気付かなくなったら記者を引退しようとツイッターで呟いたばかりだが、齋藤明も記者と同じく54歳。それがチャレンジとは言え、アスリートの競輪選手として1着を取ったことに同級生として誇りを持てる。
「チャレンジに落ちて1着を取ったのは初めてではないかな。元々、前橋ドームは得意だったけど年には勝てない。ドームは寒くないから快適だけど、乾燥しているから呼吸が苦しい」
予選の1着は北海道の後輩の薮下直輝のおかげだが、準決でも再度タッグを組む。
「引退した彼のお父さんとも連係したことがある。今はスキー場で働いているんじゃないかな。薮下直也さんは大学のスキー部出身だから、スキー場のパトロールとかやっていると思う」
朝、何を食べたかはすぐに忘れるが、昔の選手は鮮明に顔や競走スタイルを覚えている。薮下パパは生涯自力を貫いた選手だった。(町田洋一)